沢地萃

たくちすい

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集まる

case.1

集まる流れのあるとき。 集まって来るものを統制し、 集中すべきことに集中していけば、 得られるものがあるでしょう。 道は通じていきますが、 行くべき道を正しく歩み通す姿勢を、 守ることが必要です。 大きな犠牲を払ってでも、 集中すべきものに身を捧げるようにすれば、 良い結果につなげることができそう。 積極的に進んで、うまくいくでしょう。

初爻

case.1

集まるべき方に集まろうとしても、 なかなか目的を遂げられず、 集中できなくなったり、 違う方に集まろうとしてみたり、 心が乱れやすいとき。 そこでもし、本来の目的に向かって、 必死でそれを求めるならば、 助けの手が差し出されて、 ほっとすることができるでしょう。 行くべき道を行こうとしていれば 問題ないので、余計な心配はしないで。

case.2

集まっていく。 離れたりくっついたり、 なかなか円滑にはいかなくても、 心から叫んで集まろうとしていく。 まだ、まとまり切ることはなくても、 ゆるやかな流れが生じ始めていく段階。

case.3

集中しましょう。 なんだか色々ごちゃごちゃして、 おろおろしているようだけれど、 目的は見失っていませんよね。 ここで心配していても仕方がない。 踏み出してみれば、うまくいく。 もっと真剣に、必死になって。

case.4

考えをまとめましょう。 どれもこれも中途半端で、 取っ散らかってしまっているようです。 あなたが本気なのは伝わってきます。 だから、こんな途中で泣いていないで、 どうにか最後まで頑張ってまとめ上げてほしい。 必ず解ける問題です、笑顔を取り戻しましょう。

case.5

はい、そうしましょう。 すぐにうまくはいかなくても、 それにめげてはいけません。 必死でやってみてください。

case.6

願いは通じます。 どんなに気持ちが乱れても、 その望みを捨てないで。 必死で求めて願いましょう。 不安に負けずに叶えましょう。

case.7

相手のところに行こうとしても、 他に色々なものが自分の元に寄ってきて、 すんなりと向かうことができない。 そんな中で、大事なのは、 大声で、相手を求めること、 気持ちを伝えること。 そうすれば、きっと、相手は、 笑って手招いて、迎え入れてくれる。 だから、心配しないで。

case.8

本当のことが伝わっていないようです。 あなたも混乱の中にあるのでしょうが、 まごまごして他の人たちと騒いでいる場合ではありません。 本気で必死で叫んでください。 本当のことを相手のもとまで届けないと。 相手に伝われば、それで解決。 なんだ、そうだったの!と笑い合えるでしょう。

二爻

case.1

多少の障害があったとしても、 集まるべきものと引き合って集まれば、 良い結果に通じることになり、 問題ないでしょう。 真心や誠意があれば、 形にはあまりこだわらなくても、 うまくいきそう。

case.2

引き寄せていく。 形はどうであろうとも、 心から必要としているものを まとめていくことに意味がある。 求めるものに手をのばし、 無心に集めていく段階。

case.3

引っ張ってもらいましょう。 しっかりと目的に集中できるように 導いてもらいましょう。 仰々しく考えないで、シンプルに、 お願いしますという気持ちを捧げて。

case.4

気持ちを集中させましょう。 しっかりと目的を一つに定めて、 それだけに向けて本気を注ぎましょう。 そうすることで、道ができる。 目的へと通じる道が自ずと見えてきます。 シンプルに考えて、率直に行動しましょう。

case.5

はい、そうしましょう。 本気を伝えることが大切です。 誠意を見せていきましょう。

case.6

願いは通じます。 願いましょう、祈りましょう。 自分の力でどうにもならないことも、 天にまかせれば、どうにかなる。 叶えたいという想いが本物であれば、 祈りは通じます。

case.7

引かれ合っている仲であり、 特に問題はなさそう。 より結びつきを強めるために、 一緒に気持ちを込められる何かを していくとよいでしょう。 形や形式にこだわらないで、 想い合う誠意や真心を大切に。

case.8

相手からすると、あなたには、 まだまだ不安な面があるようです。 全面的に信頼して大丈夫だろうかと。 距離を縮めたいのであれば、 相手の信頼を引き寄せなくてはなりません。 どう見えていたとしても、 中身は真剣なのだと本気で伝えて、 信じてもらいましょう。

三爻

case.1

身近なところで集まることを求めても、 想いは叶わず、嘆くことばかりで、 何もうまくいかないかも。 本来の集まるべきところに向かえば、 問題はないけれども、 受け容れてもらえるからと、 ただそこに集まっているのは、 少し恥ずべきことでもあるでしょう。 しばらく様子を見て。

case.2

集中できるものがない。 周囲にも心の中にも、 求め引かれるものは何もなく、 空虚が広がり満ちていく。 穴が空けばきっとそこに何かが入る。 淡々とただ歩を進めていればよい段階。

case.3

何もしたいことがないですね。 何かにしっかり取り組みたいのに、 これだ、というものが見つからない。 今は、とりあえずで大丈夫。 あまり気は乗らないでしょうが、 とりあえずできることに集中を。

case.4

残念ですが、よい案がありません。 今は何をしてもうまくはいかないでしょう。 条件や環境が整っていないため、状況的に厳しい。 状況が好意的ではないのです。 妥協という道がないわけではないですが、 あなたにとって心地よい解決策ではないでしょう。 もうしばらくこのまま辛抱を。

case.5

いいえ、やめましょう。 妥協しようとしていますね。 あえてそうする必要がありますか。

case.6

願い続けましょう。 うまくいかないことばかりで、 とても叶うとは思えないかもしれないけれど。 どうしようもないことばかりでも、 他に行く道があるわけでもない。 願い続けてみましょう。

case.7

相手と心を一つにすることは叶わず、 嘆くしかなさそう。 ただ、相手が孤独に耐えかねて、 こちらに寄ってきてくれる、 という可能性も、ないわけではない。 自分が情けなくなることがあっても、 相手に積極的に働きかけ続けてみるのは、 悪くないかもしれません。

case.8

本気で関わることはできません。 あなたが一緒にいるべき相手ではないから。 一緒にいても気が晴れることはありません。 近づいても何もいいことはないのだから、 さっさと離れてしまいましょう。 それも少し気まずいかもしれないけれど、 去ってしまって問題なしです。

四爻

case.1

多くのものが集まる強運のとき。 自分の実力以上のものを掌握できるときなので、 気を引き締めなくてはなりません。 素晴らしい結果につなげることができれば、 問題ないでしょう。

case.2

集まってくる。 望んだものも望んでいないものも、 勝手に引き寄せられてくる。 多くの幸運を手中に収め、 大きく開花させていかなくてはならない、 可能性が集中的に流れ込んでくる段階。

case.3

集中しなくてはなりません。 最高の結果を出すことを 求められています。 頑張ったけどダメでした、 では話にならない。 要求を下げることはありません。

case.4

大きなうねりが来ています。 ビッグチャンスの到来。 あなたはこれに見事に乗ってみせなくてはなりません。 それが大問題、大事な課題です。 これまでがどうだったかなどということは 一切もう何も気にしなくていいから、 今、この瞬間だけに、ものすごく集中してください。 重要なのは、ここで力を出すこと。 ここで力を出せれば、それだけでいいのです。

case.5

はい、そうしてください。 強運が後押ししています。 うまくやらなくてはなりません。

case.6

願いは通じます。 幸運の後押しがあるので、集中しましょう。 実現させなくてはいけないという流れでもある。 幸運を無駄にすることは許されない。 プレッシャーもかかっています。

case.7

相手は、こちらに注目している。 自分が考える以上に、 相手の気持ちはこちらに集中している、 と思うべきかもしれません。 大事なのは、その気持ちに応えて、 ちゃんと、うまくやること。 相手を失望させないように。

case.8

すごいことですよね。 相手が自分に関心を持ってくれた! このチャンスは本物のチャンスです。 あなたの全力を尽くしてください。 本当だろうかとか、自分でいいのかとか、 余計なことは考えなくていいから、 自分も相手もがっかりさせないように、 とにかく頑張れるだけ頑張って!!

五爻

case.1

集まる中心を得ているときであり、 正当で、問題ありません。 そこに集めることが真の道だと、 信じられずにいる部分があったとしても、 最善の道を行こうとする姿勢を 固く守り続けて行くならば、 集中し切れないという悔いは、 やがて滅んでいくことになるでしょう。

case.2

集めていく。 それができる立場にあるから、 足りないところは誠実に努力して、 最善であるようにまとめあげていく。 行くべき道に集中して歩んでいく、 肥沃な流れの中にある段階。

case.3

集中しているようですね、 自分のすべきことが はっきりと分かっている。 誰にどう思われようと、 不安や迷いが出てこようと、 真っ直ぐに進み続けてください。 最善の道を歩んでいます。

case.4

考えがまとまっているようですね。 よく集中できていて、最善の状態にあるようです。 その方針でいきましょう。 まだよく解らない不安定な部分があったとしても、 そのままの姿勢で方針通りに進み続けていれば、 確信を得ていくことになるでしょう。 応援しています、頑張ってください。

case.5

はい、そうしてください。 そうすべきところにいます。 迷いを払って、毅然と決断しましょう。

case.6

願いは通じます。 必ず叶うと信じることができるように、 自分の最善を尽くしましょう。 あなたならできる、実現させられる。 集中して追求しましょう。

case.7

相手とは、想い合っている。 この関係を、永く、善い状態で、 保ち続けていけるよう努力すれば、 何の問題もないでしょう。 今はまだ、不安なことや心配なことも、 きっと、気にならなくなるでしょう。

case.8

自信を持ってください。 相手からまだ信用されてない部分も あるのかもしれないし、 自分自身にも自分を信頼できていない部分が あるのかもしれないけれど。 それでも、それで一緒にやっていこう、 ということになったのだから。 この形で頑張っていきましょう。 末永くずっと頑張っていきましょう。

上爻

case.1

集まる流れから外れてしまいそうなときですが、 今ならまだ、合流に間に合うかも。 心から涙を流して孤立を反省するならば、 問題とならずに済むでしょう。

case.2

流れから外れていく。 悲しくて痛くて寂しくて、 合流することもできなくはないけれど、 離れなくてはいけないのかもしれない。 独りで行くべき道を行くべきか、 苦悶の中で答えを探していく過渡期。

case.3

泣けてきますね。 目的を見失って道を外れてしまった。 心細くて、涙がぼろぼろ落ちる。 引き返しましょう。 見覚えのあるところまで。 どの道を行くのも自由だけれど、 最初の目的を果たすことが必要です。

case.4

気持ちを立て直しましょう。 そんなにぼろぼろ泣かないで。 悲しみの感情に浸って泣き続けていたら、 悲劇のヒロインみたいな気分に陥って、 ますます自分が可哀そうに惨めに感じてくる。 そんな気持ちでいては、何もできません。 解決させたいのですよね。 涙をぬぐって、意識をぐっとそこに集中させて、 自分の強さを奮い立たせましょう。

case.5

いいえ、やめましょう。 悲しむことになる決断です。 涙をふいてから、冷静に考え直しましょう。

case.6

願いは通じます。 泣いてばかりいてはいけません。 どうすればよいのか考えましょう。 その涙を反省につなげて、 実現のための努力に集中しましょう。

case.7

相手は、ついてきてくれない。 悲しくて、寂しくて、泣くしかない。 なぜ、相手はきてくれないのか、 よく反省して、悔い改めて、 こちらから、相手に歩み寄ること。 孤独に、涙を流していたくないならば。

case.8

一人でいるのは、さみしい。 一緒にいられないのは、悲しい。 涙がぽろぽろ、嗚咽も止まらない。 孤独で、耐えられない。 一緒にいたいと、 伝えた方がよいのではないですか。 そんなに泣くぐらいなら、意地を張らないで。