沢雷随

たくらいずい

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従う

case.1

従うように動くことで、喜びがあるとき。 自発的に従うようにして動いていけば、 相互に従い合うような流れができて、 大いに道が通っていくことになるでしょう。 自分の行くべき道を、正しい態度で歩み続けるならば、 得るものがあり、問題は何もないでしょう。

初爻

case.1

変動の起きやすいときですが、 自分の行くべき道に沿って進むならば、 結果は良いものとなるでしょう。 自分から広く従い合う交流を求めていくと、 良い効果を期待できそう。

case.2

新しい流れに従っていく。 自分の道は曲げないけれど、 新しい可能性にも心を開いて、 自分から道を広げていこうとする。 新たな流れと交わり合いながら、 従い行くべき道を調整していく段階。

case.3

変化のときですね。 自分で感じている通り、 流れが変わり始めています。 変わっていくよう促されている。 踏み出してみましょう、新しい方へ。 自分の本当の気持ちに従って。

case.4

変化に従いましょう。 あなたが必要だと思うことについては、 流れに沿って変えていった方がよいでしょう。 これまでのことにこだわらずに、 新しい世界に心を開いていくことが鍵。 未知の情報を求めて、視野を広げていきましょう。

case.5

はい、そうですね。 変わっていく流れにあります。 新しい扉を開きましょう。

case.6

望みは叶います。 新しい状況へ、大きな可能性へと、 流れを広げる扉が開き始めています。 自分の信じる方へ進みましょう。 未知を恐れずに、流れにまかせて。

case.7

向こうが変わったからといって、 こちらまで変わる必要はないはず。 相手がどうあろうと、自分は自分。 相手に何でも従おうとしたり、 相手と同じようにしようとするのは、 やめた方がいいかもしれません。 他の人やものにも目を向けて、 もっと関心や視野を広げて。

case.8

この関係の影響は大きいです。 この関係によって、 あなたの人生の流れが大きく変わるかもしれない。 広く意見を求めましょう。 どこまで関わってよいのか。 どこまで影響を受けてよいのか。 相手にひきずられることなく、 自分にとって正しい判断ができるように、 この関係の外にいる人に相談しましょう。

二爻

case.1

何に従うべきかを、よく考えることが大事。 軽々しく目先のものに従ってしまえば、 本来、従い合っていくべきだったものを、 失ってしまうことになるでしょう。 浮気はしないこと。

case.2

小さな流れに気を引かれていると、 本流から離れていってしまう。 従っていこうと決めていた道を外れ、 遠ざかり、見えなくなってしまう。 何に心を沿わせていくべきか、 気迷いやすく見誤りやすくなる段階。

case.3

気持ちをそらさないで。 どうでもいいものに関わっていると、 どうでもよくないものを失ってしまう。 大事なものはどれでしょう。 軽い心、弱い心に、従ってしまわないで。

case.4

大事なものを見失っていませんか。 あなたが今、意識を向けているそれは、 そんなに重要なことでしょうか。 些末なことや余計なことに気を取られて、 本当に大切なことを疎かにしていませんか。 目を覚ましてください。

case.5

いいえ、やめましょう。 それは本筋ではないはずです。 余計なものに手を出すべきではありません。

case.6

望みは叶います。 でも、それでいいのですか。 その望みを叶えてしまったら、 他に失うものがあるかもしれない。 もっと大切なもの、本当に大切なものを、 失ってしまうかもしれない。 それでいいのですか。

case.7

相手は、誠実に、 こちらを想ってくれています。 だから、軽々しく、 浮気などはしないこと。 身近な誘惑に 引っかかりそうになっているなら、 要注意、厳重注意です。 仲睦まじく、共に歩める相手を、 自分の軽率な行動のせいで、 失ってしまわないで。

case.8

あなたにとって本当に大切なのは、 この人との関係ですか、それとも別の、 もう一人の人との関係ですか。 どちらが大切なのかを、 間違わないようにしないといけません。 大切な方を大切にしないで、 大切ではない方を気にしていたら、 大切な方を失ってしまう。 改善すべきは、大切な人との関係です。 そうではない方のことは、もう忘れて。

三爻

case.1

力のあるものに従うようにすれば、 求めるものを得られるときですが、 同時に、他に従い合ってきたものを、 失うことになるかもしれません。 自分の行くべき道から外れることがなければ、 利益につなげることができるでしょう。

case.2

強い流れに従って、 求めるものを得ていく。 手放した小さな流れも、 つかもうとしている勢いある流れも、 どこかで自分の道に通じていく。 貪欲に、欲しいものを 自分の流れに取り込んでいく段階。

case.3

正直な気持ちに従えばよいのでは。 自分が求めているものが得られる方、 自分の利益につながる方を選べばいい。 たとえ何かが犠牲になっても、 それが本当に欲しいものなのだから。

case.4

合理的にいきましょう。 必要なものが手に入る方を選べばいい。 きちんと選ぶことで、求めるものが得られる。 あれもこれもと欲を出さずに、 本当に必要なものにつながる方を選びましょう。

case.5

はい、そうですね。 そういう方法もあるでしょう。 欲しいものを手に入れることはできそうです。

case.6

望みは叶います。 他に失うものがあるかもしれないけれど、 それは取るに足らないこと。 欲しいものを求めて、 欲しいものを得られるのだから、 それでいい。 自分がそれを望んでいるのだから。

case.7

向こうは、 どうにか関係をつなぎたい、 という気持ちはあるようだけれど、 他に良い候補がいるのなら、 切り捨てるのもあり。 とはいえ、 新しい相手の好条件につられて、 ほいほい従っていくようでは、 印象が悪いはず。 自分にとって、 それが行くべき道なのだと、 きちんと示せるような態度を。

case.8

この相手と関わるということは、 他の相手を捨てるということです。 それでもこの相手と関わりたい、 この関係が欲しい、と思うのならば、 自分に正直にそうしてください。 そう決めて、そうするのならば、 もうふらふらしないで、この関係を 自分の中心に据えてください。

四爻

case.1

従うことで、望むものを得られるとき。 その勢いが強いあまりに、 どんなに行くべき道を正しく歩んでいても、 結果が悪くなってしまう恐れもあるときですが、 誠心をもって、道を外れずに、 公明に賢明に進んでいくのであれば、 何も問題となるようなことはないでしょう。

case.2

流れに従って、 求めるものを手に入れていく。 逆らう流れがあっても、 確信を持って行くべき道を行くならば、 何も問題とはなり得ない。 自分の道に従い沿う流れが 生じていく段階。

case.3

正々堂々としていましょう。 周囲にどんな目で見られようと、 自分の気持ちに誠実に従っているだけで、 悪いことをしているわけではないのだから。 何も気にする必要はありません。

case.4

やましいことは何もないのですよね。 あなたに流れが来ている、それだけのこと。 妬まれたり疑われたりすることがあったとしても、 堂々として胸を張っていればいいのです。 余計な憶測を呼ぶことがないように、 自分の意図を明確に打ち出しておきましょう。 説明が必要な部分はしっかりと説明を。

case.5

はい、そうですね。 結果はしっかり出せるでしょう。 清廉潔白であることが大切です。

case.6

望みは叶います。 うまくいきすぎてしまって、 何かと反発があるかもしれないけれど、 堂々としていましょう。 あなたは自分の望みを叶えていい。 あなたは自分の力を発揮していい。 自分の道を自信を持って歩みましょう。

case.7

相手には、こちらに 応じる気はなさそうなので、 こちらが相手に従うしかないかも。 うさんくさいと 思われるかもしれないから、 こちらにあるのは誠意だけ、 ということを、しっかり示すこと。 相手と一緒に歩んでいくことを、 本心から望んでいるのだと、 わかってもらうことが大切です。

case.8

この関係を想う気持ちは 本物だということを伝えましょう。 何の下心もなく、嘘や偽りもなく、 本気で誠実に関わっているのだということを。 他に欲しいものがあるわけではなく、 この関係こそを求めているのだということを。 疑われるのは心外で悲しいと伝えましょう。 相手が安心できるように誠意を尽くして。

五爻

case.1

善いものと、誠心をもって、 従い合っていくことのできるとき。 良い結果に通じていくことになるでしょう。

case.2

善い流れに、真に従う。 行くべき最善の道へと押し流され、 真心で応えて従い進む。 自分の道に沿い従う流れが 自分の本流として確立され、 大いに道が通っていく段階。

case.3

自分の気持ちに忠実に従って、 自分自身を裏切ることがないように、 自分との約束を果たしてきたのですね。 だから、この結果がある。 素晴らしい最善の結果ですね。 それは確かにあなたのものです。

case.4

約束を守りましょう。 信頼を裏切ってはいけません。 あなたは善いことをしようとしていて、 善い人たちが賛同してくれている。 あなたはそれをしなくてはいけません。 それをしないという選択肢はないのです。

case.5

はい、そうしてください。 善い流れがあります。 真剣に決断し、忠実に実行しましょう。

case.6

望みは叶います。 必ず叶う流れの中にある。 真剣に心からそれを望んでいて、 誠実な態度でそれを求めているから。 この善い流れに従ってください。

case.7

善い関係となれる相手。 真剣に相手を想っていること、 一緒に歩もうとしている誠意を、 しっかりと伝えることが大切です。 相手も応えてくれるはずだけれど、 しっかりつかまえておかないと、 どこかでよそ見をしているかも。 お互いを見つめ合いながら 歩んでいくような関係を築いて。

case.8

約束を守りましょう。 この善き関係に、誠実であるために。 この善き相手に、真剣に応じるために。 この関係は、大切にすべきです。 決して手放すべきではなく、 本気で関わるべきです。 信頼を破らないで。

上爻

case.1

つながれて縛りつけられているように、 固く結ばれて離れられないような状態が、 従い合うことの究極の形。 そのようであれば、誠意が通じるでしょう。

case.2

自分が沿い従い行くべき道からは、 もう外れることはできない。 もう離れられず、行くしかない、 身も心も深く捧げて、ただ一途に。 自分の行くべき道に専念する覚悟を決め、 大きな目的へと向かい始める過渡期。

case.3

もう従うしかないですね。 気持ちはもう決してここから離れないし、 離れようとすることはないと誓って、 本心を固く貫く覚悟を決める。 それが自分に誠実であるということ。 そのぐらいの忠誠心がなければ、 信念は果たせない。

case.4

逃げ道を作ってはいけません。 あなたが行くべき道は一つですね。 もうどんなことがあっても、 その道を外れようとしてはいけない。 自分の道から外れることなどできないのです。 自分で自分の腹をくくりましょう。

case.5

はい、そうですね。 何としてもそうする、と心に誓いましょう。 この決断に従い貫く覚悟が必要です。

case.6

望みは叶います。 この望みを決して手放してはいけません。 自分をこの望みに縛りつけるぐらいでいい。 もうそこへ向かう流れからは抜け出せない。 そのぐらいの覚悟が必要です。 何があっても必ず実現させると誓ってください。

case.7

相手は離れつつあるかも。 一緒に歩んでいきたいならば、 どんなことがあっても 離れることができないぐらいに、 お互いの想いを結び合い、 心をつなぎとめることが大事。 お互いの姿を、 しっかり見つめ合うことが できているのかどうか、 ばらばらになる前に、 見直してみてください。

case.8

離れようとしてはだめです。 離れないで、絶対に。 自分から離れようとするなんて、 そんなのは絶対にだめです。 そんなことを考えないで。 なんとしてでも、つなぎとめて。 決してほどけないように、くくりつけて。 結んでおいてください、とにかくきつくきつく。