ⅩⅠ.JUSTICE

正義

[正位置]

case.1

冷静沈着。 理性的に、公正な判断を下せるときです。 物事は正しいバランスを保っています。 人々は宇宙の法則の前に平等です。 宇宙の法則は厳格にして公平。 行動は正しく評価され、 その結果が現実となります。 自分自身の行動を 厳しい目で監視すべきときです。

case.2

自分自身の行動の結果が返ってきます。 正しいことをしたならば正当な結果、 間違ったことをしたならば同等の報い。 まだ遅くはありません。 望む結果を得るために、 今からできることを考えましょう。

case.3

言動に慎重になりましょう。 自分の言動は、 全てそのまま自分自身に返って来ます。 今つらい状況にあるのなら、 それは自分自身がとっている言動の結果です。 現在の状況が自分の鏡であることを認識し、 自分自身の姿を省みて、 現状改善のきっかけをつかみましょう。

case.4

正しくありたいという意識が働いています。 情況に流されることなく、冷静に事態を見究め、 間違いを犯すことがないように行動することを望みます。 自分に厳しくすることが、自分のためだと知っています。 最善であるために、自分に誠実でありたいと願っています。

case.5

すべては原因となり結果となります。 目の前の現実すべてに、責任があり答えがあります。 すべては誰のせいでもないということ、 自分自身のせいでありためであるということ、 受け止めることができるでしょうか。

case.6

客観的に正しい判断です。 たいして面白くもないかもしれないけれど、 自分の現状には相応しいのだろうと。 なるようになる、という結果に落ち着く感じ。 それは、何かの犠牲や我慢や悔しさの上に 成り立つものかもしれませんが、 それが最善なのだと、納得はできるでしょう。 それを受け入れることが、必要とされています。

case.7

正当な判断です。 心を鬼にしてでも、それを断行するとよいでしょう。 誤りを正し、反省することで、物事のバランスが回復します。 厳しさの必要な選択ですが、やってしまえば、すっきりするでしょう。 問題の解決につながる選択です。

case.8

ちょっと自分に甘くなっているところがあるのなら、 気を引き締める必要があるかもしれません。 やらなくてはならないことは、やらなくてはならないし、 先に延ばしたところで、逃れられるわけではありません。 自分自身の責任を引き受ける態度を明確にしましょう。 良くも悪くも、今あるのは、自分で引き起こした状況です。 蒔いた種を刈り取ってしまえば、そのあとは自由。 辛い仕事は、さっさと片付けてしまいましょう。

case.9

決断のときを迎えつつあるようですね。
今の方向が正しいのか、正しくないのか、
もうすぐ、何らかの結果が見えてくることに
なるかもしれません。

厳しい結論をつきつけられたとしても、
正すべきことをきちんと正していけば、
なるべきようになり、自分があるべき状態へと
導かれたのだということが、分かるはず。

正しいバランスを回復させる力が働くので、
「こうすべき」と分かっていることがあるのなら、
自分できっぱりと決着をつけることを
考えていくとよいでしょう。

[逆位置]

case.1

何か変です。 適切な状態が保たれていません。 公正さが失われ、 不公平で冷酷な偏った判断に支配されます。 法的には不利。 正しい主張の前には対抗できません。 自分自身に甘くなっていませんか? 宇宙の目はごまかせません。 厳格な姿勢で、自己の言動を反省すべきときです。

case.2

状況は劣勢です。 自分では今正しい判断をしていると思っていても、 それは、偏った考えによる間違った判断かも。 一時、優勢を得たとしても、必ず、負荷が自分に返ります。 高い視点で、広い心で、自分に厳しく見直してみてください。 真に自分のためとなる結果を得るために。

case.3

間違ったことをしようとしています。 正しいことではないと知りながらしているのか、 正しくないのではないかと疑いながらも手を出すのか。 開き直っているようでも、いつか問題が明らかに なるのではないかと、どこかで揺れています。

case.4

誤魔化すことなどできるでしょうか。 自分はすべて知っているのに。 今決断することを避けたとしても、 違うと知りながらそう決めたとしても、 いつかまたその問題は自分に返って来ます。 その問題に正面から立ち向かうときまで、 何度でも、必ず、返って来ます。

case.5

その判断は歪んでいます。 もっと客観的に、公平な目で見てみてください。 それが、本当に自分に相応しいことでしょうか。 自分と釣り合いがとれているでしょうか。 自分がそれを受け取るべきなのでしょうか。 誰かと比べることは無意味です。 基準は外ではなく内にあります。 それが、本当に正しいことだと思いますか。 自分が正しい選択をしようとしていると感じますか。 どんなに思考で割り切れたとしても、 すっきりしない心境は、間違いのサインです。

case.6

どこかに間違いがあります。 その間違いを正さずにいくと、大きな負の要素を抱えかねません。 思い当たることがあるのなら、見過ごさずに、対処してください。 何のことか分からなければ、もっと冷静に、客観的になるべきです。 どこかに不正の気配はありませんか。 自分自身の間違った願望が、投影されているところはないでしょうか。 後になればなるほど、その重荷は存在感を増してきます。 今のうちに何とかしましょう。

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ⅩⅠ.JUSTICE 正義

結果、決断、均衡、平等、公正、公平、正当性、厳格、責任、因果応報、 可能性の法則。

■状況■

行動の結果を受け取る。当然の結果、受け取るべきものを受け取る。 行為と結果の釣り合いが取れている。均衡のとれた状態、 バランスが維持されている。平等な条件。公正な判断、公平な考え。 中立の立場。厳格さを貫く。決断が下される、正しい決断をする。 正義が示される。訴訟に勝つ。正しい行為。自分の言動に責任をもつ、 過去の言動の責任を果たす。なるようになる。

[逆位置]

行為に見合った結果が得られない、受け取るべきものを受け取れない。 不均衡な状態、バランスが崩れる。不公平な状態、公正さを欠く。 間違った見解、判断の誤り、偏見。厳格すぎる。決断をしない、 考えが揺れ動く、執着する。不利な立場、権利を主張できない、 訴訟に負ける。正当性がない、不正な行為。責任をとらない。不安定な状況。

■恋愛■

対等な関係、正当な関係。あるべくしてある関係。責任をとる、 裏切らない、公明正大。誠実な相手、厳格な相手、自分に釣り合う相手。

[逆位置]

対等ではない関係、不正な関係。責任をとらない、 どっちつかず、優柔不断。相手に執着する。独断的な相手、 釣り合いの取れない相手。

■仕事■

収支のバランスが取れている、報酬が仕事に見合っている。 安定した業績。法律遵守、企業倫理、監査、訴訟。公正な人事、 公平な環境。厳しい状況。決断を迫られる、過酷な決断。 責任を果たす。正当な結果。合理化する。安定した仕事、 厳格さが要求される仕事、自分と釣り合う仕事。法曹、警察、警備。

[逆位置]

収支のバランスが取れない、赤字。報酬が仕事に見合わない、 自分と釣り合わない仕事。不正行為、不法行為。法律問題、 訴訟に負ける、損害賠償。不公正な人事、不公平な環境。 決断できない、浮沈を繰り返す。責任を放棄する。不当な結果。