Ⅸ.THE HERMIT
隠者
[正位置]
case.1
智慧に光を。 今必要なのは、思慮深さです。 物事の表面のみを捉えるのではなく、 その奥に潜む真理を探りましょう。 重要なアドバイスは、既に与えられています。 手にした情報を無視することなく、 分別を持って状況に対処すべきときです。 あなたを導くのは、あなたの内なる知性です。
case.2
智慧が必要となります。 表面的な事象よりも、 物事の深層に潜む真理が重要となるでしょう。 自ら求めることで、必要な情報は手に入ります。
case.3
思索を疎かにしていませんか? 一人静かに時間を作り、じっくりと 自分自身の内面を探ってみることが必要です。 真理を探究したいと願う心を無視しないでください。 自分が真実が在ると感じるところ、 そこに意識を集中させて、 ゆっくりと光で照らしていきましょう。 自分が本当に望んでいる答えは、 自分自身が探り当てるしかないのです。
case.4
静かに一人、自分自身の内面を探っています。 自分の本当の姿を、真実を、知ることを求めています。 周囲に合わせることや、嘘やごまかしは、 今の自分には全く不必要なものだと感じます。 その真摯な姿勢を、誰も邪魔することはできません。
case.5
自分自身の真実を、 常に照らし続けましょう。 自分は間違っていないか、 常に検証し、道を正していきましょう。 誰も自分自身から逃げることはできない。 反面、探さなければ見失う。 答えを照らす光を、 常に灯し続ける意識が必要です。
case.6
もう少し検討しましょう。気づくべきことがあるようです。 その道を行くことは、内的な導きに従うことに通じますが、 まだその核心には至っていないようです。 なぜそれを選ぼうとしているのか、それを選ぶことが何を意味するのか、 自分にとっての本当の意味を理解することが促されています。 表面的な理由で自分を満足させようとせず、 この選択肢が浮上した真意を、自分自身の内面に探してみてください。 気づいたとき、答えは自ずと出るでしょう。
case.7
ゆっくり進みましょう。 一歩ずつ、足元が照らされる。 その道がどこへ向かっているのか、 不安を覚えるかもしれないけれど、 心の深いところでは知っている。 それは、必要な道。今、進むべき道。 回り道のように見えても、通っておくべき道。 後で必ず、ここを通ってよかったと 悟るときが来るから。
case.8
一人になることも大切です。 周りが騒がしいと、見えないこと、 聞こえないこと、気づかないことがあるから。 周囲がどうあろうと、自分は自分。 自分にとっての真実を生きる必要があります。 かき消されてきたこと、誤魔化してきたこと、 気づかないふりをしてきたことに、 目を向けるべきです。 無視を続けている限り、答えは出ないかも。
case.9
もう少し、
探し求めなくては
ならないことがあるようです。
何か自分で納得していないことがあるのかも。
今後の展開は、自分がその答えを
見つけられるかどうかにかかっている。
そう簡単に見つけられるものではないのだと、
覚悟を決めて、しばらくはじっくりと
自分自身と向き合うことが必要かもしれません。
解決させることよりも、探求する姿勢が大事。
少しずつ見えてくるものを、時間をかけて辿る、
そういう歩み方でよいのではないでしょうか。
[逆位置]
case.1
未熟です。 現実を知ることを拒み、 真理を学ぶことを避けています。 それは内なる自分自身の声を無視しているのと同じこと。 あなたは本当は知っています。 気づかないふりをしているのです。 なぜ智慧を受け入れないのか。 何を知りたくないのか。 自分自身の真実の姿から目をそらさず、 問題の核心へ向かうべきときです。
case.2
真理から遠ざかっていくようです。 重要なアドバイスが与えられているのに、拒否してしまう。 自分で正解が解っているのに、無視してしまう。 あなたは、何を求めているのでしょうか。 もちろん、どんな選択も間違いではなく、どんな体験も有用です。 でも、本当に自分が求めていることから離れていこうとしているからこそ、 今このメッセージが届いているのではないでしょうか。 真理の道を歩むために、自分自身の声をしっかり受け取ってください。
case.3
暗闇の迷路で孤独と不安に怯えています。 自分がどこに向かうべきかわからず、 手がかりもなく、方法もわからない。 自分で何とか光を灯し、出口を見つけようという 智恵も気力も、見失ってしまっている様子。 自分という意識を闇に預けてしまっています。
case.4
一人の時間をとりましょう。 世間の喧騒から身を遠ざけ、 自分自身をしっかりと見つめ直すことが必要です。 自分の本質から随分と離れてしまっていないでしょうか。 魂が、目を覚ましてほしいと促しています。
case.5
見当違いな選択肢であるようです。 その発想はどこから来たのでしょうか。 誰かに相談したり、アドバイスを得たりしていますか? 自分自身の内面を探って、心の声を聴いていますか? それについて勉強したり調べたりしていますか? 今のまま、その選択肢を検討したところで、意味がないように感じます。 答えを出すことを、自分自身が拒んではいないでしょうか。 真剣な答えを望むなら、姿勢を正して、本当に自分に必要なものを 自分自身で手繰り寄せようという意識に、光を灯してください。
case.6
その道は、真っ暗な迷路。 そこに入ったら、どこをどう行っても、 どこまで行っても、迷い続ける。 今、入口に立って、その道は暗く見えませんか。 光の灯っていそうな道が、他にあるのではないですか。 迷路を楽しみたいならいいけれど。
もっと見る(Ⅸ.THE HERMIT 隠者)