10 of SWORDS
[正位置]
case.1
もう終わり。 これ以上なんてない、 最悪の最悪、どん底のどん底。 痛い、苦しい、辛い。 傷だらけでぼろぼろ。 もう立ち上がることなんてできない。 ひどすぎて何も言えません。 でも、 もう恐れる必要はなくなりました。 これ以上最低のひどい状況は、 もうないんだから。
case.2
苦しかった情況が、過ぎ去ろうとしています。
今はまだ、どん底にいる気分かもしれないけれど、
少しずつ、自分が浮上し始めていることに
気づいていくことになるでしょう。
焦らずに、待っていてください。
目に映る風景が、次第に明るくなっていくのを。
過酷な状況を戦い抜いてきた自分の抜け殻が
風化していくのを見たとき、悟るでしょう。
いつのまにか、脱皮していたと。
case.3
放心状態です。 悩むだけ悩んで、苦しむだけ苦しんだ。 あなたを想って、過酷な時間を過ごして、 やっと夜明けが近づいてきた。 区切りを迎えていると感じています。
case.4
夜明けが近づいてきます。 苦しみ抜いた時間は、過去へと去り始める。 まだまだ傷は生々しく、涙も乾ききらず、絶望の果てにいるけれど。 二人を痛めつけてきた時間が、ついに終わっていく。 過酷な試練は、これで終わり。
case.5
おそらく、想いは叶わない。 もう十分すぎるほど傷ついてきたのだから、 この辺りで一度、区切りをつけましょう。 この先があるかないかはわからない。 でも、今はここで、終わりにしましょう。 闘い抜いた想いを弔い解放しましょう。
case.6
出会えません。 悩むのはここで終わりにしましょう。 一度、区切りをつける時期。
case.7
区切りがつきます。 これまで大変だったことが、 苦しくてつらかった時期が、 終わりへと向かい始めています。 これから、夜が明ける。 その先のことは、 明るくなってから考えましょう。
case.8
もう少し待ちましょう。 つらかった状況が去っていく。 転換のときを迎えようとしています。
[逆位置]
case.1
夜が明け始めました。 まだ暗いけれど、 最も暗い時間は 今、過去となりました。 過酷な体験をして、 放心状態かもしれません。 安心してください、 あとは明るくなるのを待つだけ。 新たなサイクルの幕開けです。
case.2
放心状態です。 悩むだけ悩んで、苦しむだけ苦しんだ。 あなたを想って、過酷な時間を過ごして、 やっと夜明けが見えてきた。 絶望を超えて、 かすかな希望を感じ始めています。
case.3
夜が明けていきます。 苦しみ抜いた時間は、光の中に消えていく。 これまでの苦しかったことは全て、もう過去なのだと気づく。 新しい光とともに、新しい一歩を踏み出すことができるのだと気づく。 過酷な試練は、これで終わり。
case.4
この辺りが、区切りです。 この先があるかないかはわからない。 でも、今はここで一度、終わりにしましょう。 もう十分すぎるほど傷ついてきました。 叶わない想いを胸に、苦しんで闘い抜いてきた。 自分を解放してあげましょう。 夜明けが近づいています。
case.5
区切りがつきます。 これまで大変だったことが、 苦しくてつらかった時期が、 終わりへと向かい始めています。 夜が明けようとしている。 もう心配は要りません。 時間の経過を見守りましょう。