0. THE FOOL
愚者
[正位置]
case.1
全てはこれから始まります。 何を始めるのも自分次第、今はまだ何も持っていません。 有るのは未知への自由と無限の可能性。 何に興味を感じますか?どこに行きたいですか? 恐れることなく、純粋な衝動に身を委ねて 動くことのできるときです。
case.2
未知数です。この先どう変化するのか、 それは現在の自分、そしてこれからの自分次第。 自在な変化への可能性の種が今に託されています。 自分の進むべき道、進みたい未来をしっかりとイメージできますか? このチャンスを無駄にしないで!
case.3
自分の気持ちに素直になりましょう。 迷ったり、不安になったり、誰かの言葉を気にしたり、 ごちゃごちゃと考えすぎていませんか? 誰にどう思われようと、悩んでも悩んでもあきらめきれない その気持ちは、自分にとっての純粋な真実です。 怖がることはありません。あなたは自由です。 進みたいのならば、自分に宿る想いを信じて、 行けるところまで行ってみましょう。
case.4
ばかみたいに真っ白になって、 思考は停めて、雑念を払って、 澄まして、信じて、宙を見て。 そこに浮かんでくること、 それが答え。
case.5
惑うなら、やめなさい。 信じるなら、貫きなさい。 愚かなのは、惑わせる思考。 惑わされるこころ。 ふらふらしていないで。 怯えなくていい、許していい。 純粋であることを疑わないで。
case.6
ゼロになることです。 意識をクリアにして、何もない状態にすること。 過去からの記憶、現在の思考、 今この瞬間にあなたを支配している全てを取り除くこと。 心の中に何もなくなるまで、 感覚を消していってみましょう。 すっきり、心地よく、静かな境涯へ・・・ ゼロに戻ったとき、 道はそこに開けているのです。
case.7
自分の魂の望むままに生きたい、 純粋な想いが湧き上がっています。 他人の目には無防備に映ったとしても、 そんなことは関係ない。 この先にどんなことが待ち受けているとしても、 とにかく今は、この想いに従いたい、 従う他に選択肢はないのでしょう。 魂が望む体験を邪魔する権利は誰にもない。 想いのままに、新たなドラマが始まります。
case.8
やってみましょう。 自分がそうしたいのなら、 そこに可能性を感じるのなら、 そこにある自由を味わってみたいのなら。 いってみればわかる。 山を越えて、谷を渡って、 失敗して成功して喜んで悲しんで、 どんなこともすべて、有意義な体験となる。 この先に待っていることが 自分に欠かすことのできない体験だと 魂が分かっているから。
case.9
何も考えずに、やってみたらいいかも。 広い世界の中でそれに興味を持ったならば、 そこに意味があるはずです。 この先には、いろいろな可能性がある。 進んでみて初めて現れる可能性も、きっとたくさんある。 まずは、最初の一歩を踏み出して。
case.10
とりあえず動いてみましょう。 ちょっと思いついたこと、気になったこと、 どんなことでもいいから、調べたり、 足を運んだりして、世界を広げてみる。 今は知らないことがたくさんあるし、 探し物はその中にあるかもしれない。 これはないよね、と思うことでも、 意外なことにつながるかもしれない。 行き当たりばったりの可能性に、 賭けてみませんか。
case.11
それはまだ、
具体的な形としては、
見えてきていないようですね。
つまり、可能性は無限にあり、
未知の展開を期待できる。
何も知らないまま、決めないまま、
そのドキドキを楽しむことを
魂は望んでいるのかもしれません。
どうなるか?どうしようか?などと
前もって考えずに、何気ない一歩を進めながら、
そこで何を感じるか、そのときにどうしたいか、
それを道標に歩んでいけばよいのかも。
[逆位置]
case.1
軽率ではありませんか? 何をするのも自分の自由、でももう少し 他の可能性を検討してみてもよいのではないでしょうか。 無限の選択肢の中から選ぶのは自分、 その結果を体験するのも自分です。 純粋な自分の動機に焦点をあてて、 自分自身の未来への責任について考えてみるべきときです。
case.2
足元をみて。 立っているのはどこ? どこへむかっているの? なぜそこにいるの? なぜそこを進むの? どうしてそこへゆくの? 危なっかしい!
case.3
わかっているのに、わかってない。
case.4
しっかり足元を見て。 今自分が立っているところがわかりますか? 自分が何をしているのか、 どこへ向かおうとしているのか知っていますか? 無知でよいわけではないのです。 あなたにはあなたの目的があって今ここに在るのだから。 求めましょう、その意味を。 忘れないで、知るべきことはたくさんあります!
case.5
このままだと道に迷ってしまいそう。 この先どうしたらよいのかわからなくて、 自分がどうしたいのかさえ、見えなくなっているのでは? 自分で自分に惑わされてしまっています。 未来の心配は、今は一旦止めるべき。 考えれば考えるほど不安なイメージに支配され、 不安定な現実を呼び込みます。
case.6
自分の気持ちに素直に行動している、 そう思っているのかもしれないけれど、 実はそう自分に言いきかせているだけで、 本当の自分の気持ちを見失っているみたい。 自分で固めた枠にはめようとがんばっているのか、 周囲の状況に振り回されっぱなしになっているのか。 最初に抱いた純粋さを今も保っているようには とても見えない状態です。
case.7
そうしたいならそうしてもいいけど、本当にそうしたいですか。 分かっているのではないかと思う。こんな選択肢は、なしだって。 一応訊いてみたけど、というところでしょうか。 確かにちょっと惹かれるところはあるけれど、 これは自分の選択肢ではない、ですよね。 そういう人生もあるかもしれない。 でも、今回の自分の人生の目的ではない。 それを確認したかっただけ、なのではないでしょうか。
case.8
もしかしたら、その案は、実体がないかもしれません。 こうして検討しているうちに、その話自体がなくなってしまったとか、 他の人で決まってしまったとか。 それについて悩むことが無意味である可能性があるので、 気持ちを固める前に確認してみてください。 または、つまりは、それは自分の行くべき場所ではなかったということなので、 この選択肢は捨てて、他の候補に集中して考えた方がよいでしょう。
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