ⅩⅢ. DEATH
死
[正位置]
case.1
転換期。 古い状況が終わりに向かい、 新たな希望が生まれます。 物事はまったく新しい状況に刷新されます。 今までの状況は完全に過去となりました。 その終焉をはっきりと認識するとともに、 新たな始まりに意識を向けなくてはなりません。 これから新しいサイクルが始まる、 重大な変化のときです。
case.2
終わりに向かいます。 その体験は過去のものとなっていくでしょう。 ひとつのサイクルの区切りを迎え、 新たな旅が始まります。 これまでの体験を手放し、 新たな光の中へ生まれ変わりましょう。
case.3
変化を恐れないでください。 今何かが変わりつつあることを 自分でも気づいているのではないでしょうか。 認めてしまったら全て終わってしまうような気がして、 不安で怯えているのかもしれません。 大丈夫。 今ここで悩んでいるよりも、 進んでみた方が楽になります。 あなたは「変化する」ことが怖いだけ。 今受け入れてしまえば、 自分の願いが叶う日が ずっと近づくのだと信じて進みましょう。
case.4
未来を恐れないで。 何かが変わっても、何も変わりません。 何も変わらなくても、何かが変わってゆきます。 変わっていくこと、変わらないこと、 どちらに伴う哀しみも悦びも、在っていいのです。 そのまま認めて、恐れずに、正直に、 「今」を受け取っていきましょう。
case.5
変化のときを迎えています。 今まで続いてきた状況に終止符が打たれました。 これから新たな現実を生きることになります。 ひとつの体験の区切りに立ち、不安や恐れとともに、 新たな意識の芽生えや変容を感じています。
case.6
変化をもたらす決断です。そうすることによって、 ひとつのサイクルの転換がもたらされるでしょう。 今までのことをスッパリと断ち切って、新たな人生を始めようという決意。 その潔さがあって初めて可能な選択であり、それが必要な場合には、 容赦なく強制的に巻き込まれていく場合もあるでしょう。 新しい自分に生まれ変わりたいならば、何も恐れることはありません。
case.7
がらりと環境が変わります。 いろいろなことを改めて、臨む必要があるでしょう。 一から出直し、という趣のある選択。 これまでのことを中途半端にひきずりながら歩める道ではありません。 生き直しをすることは大変。 でも、その道は初々しく、新鮮な輝きに満ちている。 現状への未練を断ち切って、生まれ変わる。勇気ある選択です。
case.8
変わらなくてはいけない。 今まで通りのやり方は、もう通用しないのです。 自分の中でも何かが変わり始めているはず。 変化に焦点を当てましょう。 何かを終わらせたり、新しいことを始めたり、 そういうことではなくても、 自分の中で、変化を意識できればいい。 変わること、変えること、 その方向で考えてみてください。
case.9
重要な変化のときを、迎えているようですね。
これまでの姿形でこの先を歩んでいくことは、
もう出来ないところに立っているようです。
自分の中で‘終わっている’と
感じている部分は、無視しないで、
きちんと葬ることが必要かもしれない。
その部分と向き合うことを恐れていては、
変化が行き詰まり、停滞し、
全体が腐敗し始めてしまうかもしれない。
今は、‘終わる’ことが怖くても、
その区切りの先には、‘始まり’があります。
‘終わり’の後にしか見えてこない‘始まり’。
その姿を見るために、幕を引き、開けることが、
促されているときなのではないでしょうか。
[逆位置]
case.1
停滞。 事態は行き詰まっています。 壊したい古い状況も、始めたい新しい物事も、 どうにも動く気配がありません。 これは一時的な停滞です。 新旧交代は必然。しばらくすれば、 事態はゆるやかに変化してゆくでしょう。 不活性の澱の中で、 再生の希望に光を灯し始めるときです。
case.2
変化は底に潜む。 進行は決して停まっていない。 ひたひたと変わりゆく、潜在的変化。 光は見えている。 もうすぐそこに、ここに。
case.3
夜明けまではもう少し。 気づかないところで、静かに変化が始まっています。 まだまだ、暗いです。 本当にもうすぐ朝が来るのか、信じられなくなるくらい。 その暗さの中に浮かび上がるものと、じっくり対峙してください。 明るくなったら、それらはどう心に映るのでしょうか。 新たな光の中で新生する自分を信じて。
case.4
変化の必要性を感じつつ、停滞に沈んでいます。 今までの状況にはもうエネルギーを感じられません。 このまま収束させて終わりを迎えるのか、 新しい風を入れて再活性させるのか。 抑圧された運気の中で、未来を模索しています。
case.5
それを選んでも、何も変わらないかも。 変わりたいと思うなら、 外側を少し変えてみたところで仕方なくて、 外にあるものを変えようとするのではなく、 自分自身の意識を変えていくことが必要です。 自分を変えるためには、 自分自身の嫌なところや暗いところと 向き合わなくてはならなくて、 それは怖いし不快だし、変化への不安と相まって、 直視することが困難になるのは当然だけれども、 そこに意識の光を当てて、自分が変えていかなくては、 自分が望む変化は、訪れようがないのです。
case.6
それを選ぶことは、変化を選ぶということ。 だけど、変化は怖いですか。 本当に自分で変わろうという覚悟が出来上がらないと、 なかなか変化は起こらない。 そこを行こうとしても、本当の意味で その道を行くことにはならないかもしれません。 怖がらないで。大丈夫。 それに引かれるということは、 本当は変化を望んでいるということ。 変化が必要な時期に来ているということ。 そこを行く準備ができているということ。 気持ちを、固めましょう。
もっと見る(ⅩⅢ. DEATH 死)