ⅩⅩⅠ.THE WORLD
世界
[正位置]
case.1
完成。 現状でひとつの世界が完結しています。 それはひとつの物事の完全体、 ひとつの宇宙そのものです。 それが全てであり、そこに全てがあります。 物事は最終段階に達し、完成しました。 あなたはその宇宙の現実を理解し、 責任を持って自己を表現しなければなりません。 あなたの存在があってはじめて、 世界は完全となるのです。
case.2
完成、完結、成功。 世界は自分にとって 完全なものに感じられることでしょう。 自己の宇宙を創造し、 維持するのは自分自身!
case.3
自分自身が宇宙です。 世界は自分の意識の反映そのもの。 自分の認識ひとつで、世界は変化します。 問題の原因は周囲にあるのではありません。 自分自身の内面の問題を、 周囲が現象として見せてくれているのです。 自分の世界を司るのは自分。 自分の意識と宇宙の現象との共鳴を観察してみましょう。
case.4
世界は自分を中心に回っていると感じます。 自分自身が完璧に満足のできる状況にいます。 問題なく、このまま完成に向かうと信じています。 宇宙は自分の味方であり、世界は自分と共鳴する。 自分の想いが世界に反映されていると知っています。
case.5
完成のとき。 ひとつの望みが叶い、 ひとつのテーマが終わるとき。 その瞬間に、永続する祝福。 それはそのままで完璧です。 想い通りの世界の幸福が あなたのもの!
case.6
完璧です。 何も問題はないし、きっと思い通りにできるでしょう。 自分がそうしたいと思えばできる。 そうしたくなければしなくていい。 何かを完成させようと思っているのであれば、 それは間違いなく達成されるでしょう。 自分が何を望み、どう考えるかによって、 その形や意味は変わってきます。 すべては自分に委ねられる。 自分の描く世界を、生きられる。
case.7
自由自在な道。それを手に入れることはたやすいでしょう。 それをすることは、何かを追い求めることではなく、 手にしたそれを、自分の責任において、どのように維持し、 管理し、どう扱い、動かし、楽しむかという、そういうこと。 どうするかも、どう感じるかも、自分次第の道。
case.8
迷う必要があるでしょうか。 もう全てを手にしているのに。 こうしたい、こうしよう、と思うだけで、 全てが順調に運ばれていくのに。 責任を負う覚悟。 あと必要なのはそれだけです。 自分で決めることの責任。 自分の意思次第で、世界は動いていく。 覚悟を決めて、それを確かめてみませんか。
case.9
それは、そのままで、
完成した状態にあるようです。
それは、今は今の状態で何の問題もないし、
この先も然るべくように回っていく。
それは、自分との関係において
大事な世界を形成するものだから、
ここで放り出してしまわないで、
この先もしっかり紡いでいくことを
考えた方がいい。
それはきっと、自分の世界のパーツとして
欠かすことのできないもの。
その姿がどんなに転変し、変幻したとしても、
本質的な関係性は変わらない。
[逆位置]
case.1
途中です。 目標に向かい、 ひとつの段階を達成することができました。 ここで満足してしまうのですか? それはまだ完成していません。 まだまだやるべきことがあります。 自分自身が感じる不満、 そこに更なる発展への鍵があるはずです。 ここはまだ最終地点ではありません。 あなたはまだ旅の途中です。 思考の限界を突破するときです。
case.2
長い道のりです。 そうすぐに、完成に至ることはないでしょう。 地道に、少しずつ、弛まぬ努力をもって、歩を進めていきましょう。 途中でも、そのときそのとき、一瞬一瞬は完成されています。 完成に至らなくても、今はそれで完全なのです。
case.3
思い通りにならない世界に退屈しています。 広い視野、高い視野からものごとを捉えることができず、 狭い世界でくすぶってしまっています。 道半ばで挫折し、志を投げ出してしまったみたい。 完成させることの意味を見失っているようです。
case.4
ここまでだと思えば、ここで完成。 ゴールはまだ先だと思えば、まだ未完成。 この段階においては、すべてが完成。 高次の段階を見据えれば、いつまでも未完成。
case.5
どこかで限界を感じそう。 自分自身の限界、そこでできることの限界、漠然とした不自由さ。 あまりいろいろと制限をつけて考えない方がよいかもしれません。 やる前から、囲いをつけてしまわないで。 自分にはもっとできる。可能性はいくらでもある。やろうと思えば何でもできる。 窮屈な世界に自分を閉じ込めようとしてはいないでしょうか。
case.6
それは、自分の世界でしょうか。 他人の世界に、手を出そうとしていませんか。 そこで他人がどんなにうまくやっていようと、 自分のやるべきことでないものを、うまくやることはできません。 自分の世界を自分で崩そうとしないで。 崩れていくだけ、外には何もない。 自分であることはやめられない。 必要な選択肢は、自分の世界の内にあります。
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